工場長ブログ

2013.10.23

工房からの風の出展を終えて

工房からの風が終わり10日も経ちました。東京で二日ほど過ごし、沖縄に戻ってくるとココロもカラダもホッとしたのでしょう、ドッシリと溜まった疲れがやってきました。取り急ぐ仕事を終え、二日ほどのんびりと休日を過ごしました。そして、いざ仕事をはじめようとすると…  「何かやる気がでない」

嫁さんの診断結果は「燃え尽き症候群」。やっぱりそうかな、出展が決まって半年間、常に頭の片隅にあった「工房から風」が終わったのだものな。

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「工房からの風」を見に行ったことのある友人からは各出展者が個展のような見応えのあるイベントだという印象を聞いていたので、僕も個展のような発表の場だと思い臨みました。 今回、僕が見ていただきたかったのは新作の「木のカップ」、様々のカタチを準備しまし。たくさんの方々のもとに旅立っていったことを嬉しく思います。 そして、たくさんの方々に沖縄の木に興味を持っていただき、お話し出来たことも嬉しく思います。

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全国から様々なジャンルの作家が集まり、約半年の準備期間を経て、気持ちを高め、ものづくりに挑み、発表の場となる「工房からの風」は各出展者がまさに個展に挑む、そんなエネルギーの集まりのように感じました。

全国の同世代のものづくりを行う方々と、同じ場所で自分の作品を発表出来たことを誇りに思います。

「燃え尽きた」ように書きましたが実は「不完全燃焼」なのです。日々の仕事を後回しにして、それなりの準備期間を用意したつもりなのですが、僕の力不足なのです。新しく発表したかったものの半分も作れませんでした。 二日目の終了間際には展示数がわずかになってしまったことを、見にきて頂いた方々に申し訳なく思っております。自分の力不足、準備不足を痛感しております。本当にたくさんのことを感じ、学ぶ、機会をいただきました。

「工房からの風」というステキな場を作っていただいたスタッフの皆様、そしてご来場いただいた皆様に心から感謝しております。

成長の場をいただいたことに感謝しております。

ありがとうございました。