結婚式への参列があり東京にいっておりました。
嫁さんの実家のある東京に出る時は ものづくりの勉強に、ギャラリーや手仕事ものを扱う雑貨屋さんを見て回ることにしています。
今回は偶然にも、僕と同じように木のスプーンや器を作る菅原博之さんの うつわ展がヒナタノオト で開催されていたので行ってきました。ご本人には会えませんでしたが、作品を見て、触って、勉強になりました。スープスプーンを購入しました、使ってみるのが楽しみです。やはり、自分以外の方が作ったものを使ってみるということは、ただ見るだけより、勉強になると最近、感じています。
(沖縄から出てきた田舎ものは、準備してきた地図が不十分なこともあり店に着くのに一時間半も歩き続けた… 交番で目印の三越への行き方を尋ねたのが間違い 銀座と日本橋の間違い… 東京ではスマホが必要だなと思いました)
今年の一月からたま木工商店のカトラリーの風合いが変わりました。
以前からたま木工商店のカトラリーをご存知の方はお気づきだとは思いますがツルツルした仕上げから刃物の削り跡の残る仕上げに変わりました。
カトラリーを作り始めた 七年前、試行錯誤で自分の持っている電動工具を駆使してカトラリーを作りました。それから約六年間、いろいろな工夫を重ね、作るスピード、仕上がりも良くなっていきました。その時々に、僕が出来るベストな作り方で作ってきたと思っています。だけど主に機械や電動工具を使う作り方に、自分のあこがれた手仕事の道から離れていく気がしていました。
写真はカトラリーを作り始めた頃に東京で手に入れた三谷龍二さんのカトラリーです。このスプーンとフォークが食卓で僕に刺激をくれました。手仕事のあとが見える仕上がりにあこがれていました。
三年ほど前から、少しづつ彫刻刀や豆鉋の道具を買いそろえ、木を削る、刃物を研ぐ木工の基本をあらためて練習してきました。
現在、仕事のスピード、仕上がりもまだまだですが 心静かに、木を削り、刃物を研ぐ、この時間が気に入っています。
ウッデイフェアも無事に終わりました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。 いままでは、二、三人用の小ぶりなテーブルばかり作っていましたが、今回、はじめて大きなテーブルを作りました。 お客さんのもとに旅立つことはなりませんでしたが、 きれいな木目のセンダンで作っていてスゴく気持ちよかったです。
写真の投稿の仕方がいまいちよくわからず、ブログの更新をさぼってしまいました。
先程からいろいろ試して、なーんだ こうするんだと問題解決。
ブログに書いてみようと思っていたことはたくさんあるので、できるだけ更新します。たまにのぞいてやってください。
写真は 上から相思樹のマグカップ、スープカップ、そして、『神の子 山本キッド徳郁』にそっくりなTさんにご注文いただいた 特注スープカップ Tさんの太い腕に似合うなビッグサイズです。
僕らの住む家は たくさんの方々のお力添えのもと、自分たちで建てることができました。
いろいろな方に「自分で家を建てるなんてスゴいですね」なんて言われて
「そんなことないですよ」なんて言いながら
内心では「えへへ」と調子に乗っていたりする
だけど… 「家なんか建てるんじゃなかった」と後悔する時がある
それが 台風襲来
台風発生のニュースにドキドキしながら進路に注目
近づく予報にイライラしながら台風対策
何事もなく過ぎ去ることをビクビクしながら待つ
そして 無事に感謝しつつも トホホと片付ける
今回も無事に感謝しつつも 一日がかりで作業小屋の修理、片付けを
行いました「トホホ」
たま木工商店の工場長こと玉元です。
長とついても一人親方、一人で制作を全般に行っています。
嫁さんが綴ってきたブログ「たま木工商店 暮らしの道具の店」が、娘が生まれてからは「子育てブログ」になってしまったので、ホームページ制作を機会に僕もブログを書くことにしました。
たま木工商店の道具たちが作られる場や、これからはじまる工場建設のこと日々の生活のこと、好きなこと、思うこと、色々とこのブログに綴れたらと思っています。
気が向いた時に書けたらいいなと思っているので、気が向いた時に読んでもらえたら嬉しいです。
喜如嘉のオクラレルカ畑にて。
マイカップに、熱々のコーヒーや、お茶を入れて。
アウトドアに、お部屋の中でくつろぎのひとときにどうぞ。
取っ手の型が、まあるいのと、四角いのと2種類あります。